2015年の上陸以来、サードウェーブコーヒーという言葉とともに、日本にブームを巻き起こしたブルーボトルコーヒー。ロースタリー(焙煎施設)の移転に伴い改装していた一号店が、装いも新たに、2019年10月4日(金)清澄白河フラッグシップカフェとしてニューアルオープンしました!
誰もが入りやすい温かみのある空間、日米初のフルサービス
店内に入ってまず驚いたのは、広く開放的な空間! 数席しかなかった客席は47席に増え、コーヒーを淹れるバリスタと会話ができるカウンターシート、ゆったりと過ごせるテーブルシートを完備。ブルーボトルコーヒーが大切にするホスピタリティを存分に体験できる“日米初のフルサービスカフェ”です。
コーヒーの旬を感じられる、シングルオリジンをメインに提供
「一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒー」を提案し、日本の喫茶店カルチャーを回帰させるきっかけも作ったブルーボトルコーヒー。清澄白河フラッグシップカフェでは、産地によって味わいが異なるシングルオリジンコーヒーをメインに、旬のコーヒーや同店限定の豆をラインアップ。ハンドドリップやエスプレッソに加え、サイフォンやネルドリップでの抽出も選択できます。
パティシエユニットが開発に参加した本格スイーツ
コーヒーと一緒に楽しみたいスイーツも強化。後藤裕一氏と仲村和浩氏によるパティシエユニット Tangentes(タンジェント)をアドバイザーに迎えて開発したメニューも注目です。
例えば、旬の時期を迎えるイチジクを使ったタルトは、サクサク生地にイチジクのソース、そしてスライスされたイチジクが贅沢にのっており、専門店さながらの一品。パナマ産のコーヒーと相性がよく、タルトの後にコーヒーを飲むと、イチジクの酸味や甘みが、カラフルに広がります。半分食べたところで、ライムを絞り、また変化を楽しむ演出も、スイーツ好きには堪りません。
濃厚なカラメルソースがかかったプリンは、清澄白河フラッグシップカフェ限定で提供されるという深煎りのウガンダ産コーヒーと合わせて。どちらも素材の味、香りを最大限に引き出しており甘すぎないので、大人にも子供にも喜ばれる味わいです。
コーヒーのお悩み相談、豆の量り売りを行う“C Bar”を開設
興味はあっても、コーヒー豆や器具、淹れ方の悩みは尽きないもの。同店が初めて開設する“C Bar”では、熟練のバリスタがコーヒーについての質問や悩みを解決するサポートをしてくれます。
さらに、詳しくコーヒーについて学びたい人のために初のトレーニングラボも開設。ドリップ、カッピング、エスプレッソマシンを使ったワークショップを毎日開講しています(要オンライン予約)
C Barにずらりとならんだホーローに入っているのは、コーヒー豆。ここでは、初めて、量り売りでコーヒー豆を購入することが可能。環境問題が深刻化する中で、「今の習慣を見直して、より良い環境にしていこう」と考えるブルーボトルコーヒーでは、マイキャニスターなどの持参も歓迎とのこと。さらに同店では、竹のパルプで作られたエコカップや、地元、清澄白河の店とコラボして作ったリサイクルレザーを用いたリユーザブルバッグも発売されます。
10月17日、初のインスタントコーヒーを日本先行発売
「美味しいコーヒーをより手軽に味わってもらいたい。」という想いのもと、ブルーボトルコーヒーが10月17日から日本で先行発売すると発表したのは、なんとインスタントコーヒー 。開発チームが“ゴールデン・ダスト”と呼ぶコーヒー粉はネスレの最新技術を用いて、全く新しい製法でできあがったもので、お湯を注ぐだけで香り豊か、そして透明感のある本格的なコーヒーができあがります。
日本上陸の時に巻き起こしたスペシャルティコーヒーのトレンドを、次はカルチャーへ。清澄白河フラッグシップカフェは、ブルーボトルコーヒーの原点とアイデンティティ、そして未来へのビジョンを感じられる場所でした。またここから始まる新たな挑戦に、期待が膨らみます。
◆ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ
住所:東京都江東区平野1-4-8
営業時間:8:00〜19:00
特設サイト:https://bluebottlecoffee.jp/kiyosumiflagshipcafe
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