2019年11月23日、第二回目となるJapan Matcha Latte Art Competition 2019 Autumnが開催されました! 日本で唯一の本大会は「抹茶ラテアートを通して、バリスタとしての技術の向上と、日本茶の美味しさや価値、作り手のストーリーを伝えること」を目的としています。

今回も予選の写真審査を通過した12名が決勝会場となるdotcom space Tokyoに集結。来場者は100名超え、大会冒頭から熱気に包まれています!

こちらが、本大会の競技者12名。(敬称略)
1, 奥野 美波(DOWNSTAIRS COFFEE)
2, 小野 杏介(Roasted coffee laboratory)
3, 加藤 美仁(菓匠 幹栄幹栄×CafeLatte57℃)
4, キムソンヨン(Lit coffee and tea stand)
5, 黒沼 麻美(BEANS&ROASTERS)
6, 竹口 清音(Rbaker)
7, 谷尾 陽平(鈴鵠)
8, 中林 洋平(Mercedes me DOWNSTAIRS COFFEE 六本木店)
9, 馬場 健太(BY & BY coffee and bar)
10, 福田 秀一(株式会社シャノアール カフェベローチェ)
11, 藤岡 和貴 (BALLOND’ESSAI)
12,吉田 佳照(DEUS EX MACHINA HARAJUKU)

 

抹茶ラテアート大会のルール

本大会では、第一回大会に続き、2017年度、全国茶品評会「てん茶」部門で、内閣総理大臣賞を受賞した「製茶 辻喜」の抹茶を全選手が使用しています。(抹茶は日本茶業中央会が定める抹茶の定義に基づいたもの)

抹茶の加工技術(点て方、練り方)は自由ですが、抹茶ラテ1杯に使用する抹茶の使用量は5.0g まで。

使用する抹茶に対して加水できるのは湯のみで、量は50ccまでです。

エスプレッソを使ったラテアートと異なるのは、バリスタ自らが抹茶を点てること。コーヒーには油分が含まれますが、抹茶にはないので、抹茶の粘度や濃度、ミルクにとの比重を考えるところに、淹れ手としての技量とお茶への知識が求められます。

 

予選ステージ スタート

今回も司会を務めるのは、コーヒールンバ平岡さん。平岡さんの掛け声で、早速、予選ステージのスタートです!

◆第1ラウンド

福田 秀一バリスタ。

谷尾 陽平バリスタ。

競技者は5分間の中で抹茶ラテアートを作り上げ、指定のトレイに提出します。

審査員を務めるのは、2015 コーヒーフェスト ラテアート 世界選手権 シカゴ大会チャンピオンの田中大介バリスタ、茶師十段で「しもきた茶苑」オーナーの大山泰成氏、ライター・モデルのヴォーン氏。

予選ステージでは3名の審査員による指差しで、決勝ステージへ進むバリスタが決定します。

 

◆第2ラウンド

吉田 佳照バリスタ。

奥野 美波バリスタ。

 

◆第3ラウンド

キムソンヨンバリスタ。

竹口 清音バリスタ。

本大会は、選手の目の前で競技が見られるライブ感を大事にしていますが、同時にカップの中の様子をライブ配信しているので、ラテアートの作り方を学びたいという人にもおすすめ。

 

◆第4ラウンド

馬場 健太バリスタ。

小野 杏介バリスタ。

どのラウンドもレベルが高く、審査が難航……。ですが、どちらかが進む勝負の世界。審査の後には、握手や拍手で選手を讃え合う姿に感動もひとしお。

 

◆第5ラウンド

中林 洋平バリスタ。

黒沼 麻美バリスタ。

 

◆第6ラウンド

加藤 美仁バリスタ。

藤岡 和貴バリスタ。

 

会場では大会使用の抹茶で作った「振る舞い抹茶ラテ」と「抹茶スイーツ」も!

当日は、来場者の方に見るだけでなく、抹茶を楽しんでいただけるよう、大会で使用している抹茶で作った振る舞いラテを提供。第一回大会で優勝した坂東拓人バリスタ(中央)とSatén japanese teaのスタッフが提供を担当しました。

さらに、前回大会の際に、好評で即完売してしまった菫花堂は「抹茶の蒸しどら」を、にちようびのクッキーや ぐぅ の「抹茶と西京味噌のケーク」を販売!

さらにデザインを公募し、投票によって決定した公式ステッカーや、トートバッグなども販売しました。

当日の会場の音楽を担当したのは、前回に続きDJのTaichi Isozakiさん! さらに盛り上がって、決勝ステージが始まります!

◆決勝ステージ スタート

決勝に勝ち進んだのは、こちらの6名。(敬称略)
・加藤 美仁(菓匠 幹栄幹栄×CafeLatte57℃)
・黒沼 麻美(BEANS&ROASTERS)
・竹口 清音(Rbaker)
・谷尾 陽平(鈴鵠)
・馬場 健太(BY & BY coffee and bar)
・吉田 佳照(DEUS EX MACHINA HARAJUKU)

決勝ステージも同じく2人ずつ競技が進み、提出されたのがこちらのラテアートです。

決勝では、投票ボールを持っているお客様の投票数を多く獲得した競技者が優勝となります。

そして、結果発表!第二回目の開催となるJapan Matcha Latte Art Competition 2019 Autumnの優勝は谷尾 陽平バリスタ(鈴鵠)に決定しました!

準優勝は馬場 健太バリスタ(BY & BY coffee and bar)。第3位は加藤 美仁バリスタ(菓匠 幹栄幹栄×CafeLatte57℃)です。入賞したバリスタのみなさん、おめでとうございます!そして、素晴らしい競技をありがとうございました!

◆優勝者インタビュー

大会終了後、優勝した谷尾バリスタに話を伺いました。

――― 大会が終わって、いまどんな気持ちですか?

まずは、ホッとしています。私はこれまで何度もコーヒーのラテアートには出ていますが、抹茶のラテアートはコーヒーと勝手が違うので、初めてラテアートの大会に出た時のような気分で参加しました。

――― 作られたアートは、予選も決勝もスワンでしたね?

実は、前日までどのアートにするか悩んでいました。決勝ではお客様が投票するということもあって、難易度が高いとか、技術アピールではない、絵として綺麗なもの、お客様に喜ばれるアートを選びました。ラテアートを始めて5年目ですが、スワンは最初の頃によく作っていた想い入れのあるアートなので嬉しいです。

――― コーヒーのラテアートと比べて、抹茶ラテアートはどんなところが難しかったですか?

抹茶ラテアートは、ミルクと抹茶の比率を考えるのが難しかったですね。レシピを作るにあたっては、抹茶の液体が、完全には同じにならないものの、エスプレッソの液体に近くなるよう調整しました。それから自分自身の注ぎ方も。それらは、まだ研究の余地があると思います。

――― 最後に、メッセージがあればお願いします。

前回大会は、時間切れでラテアートをトレイに置くこともできず、予選敗退。悔しい思いをしたので、今回リベンジできてすごく嬉しいです。自分がやっている神奈川県鵠沼の「鈴鵠」は、この大会と同じく、日本の伝統文化を残したい、伝えたいというコンセプトで作った和風のカフェです。「鈴鵠」に通ずるものがある抹茶ラテアート大会で優勝できてとても嬉しいです。

 

来年は2020年5月21日(木) に開催決定!

今回も熱戦が繰り広げたJapan Matcha Latte Art Competition。早速、来年の開催日程が2020年5月21日(木)に決定しました!次回も事前の写真審査の実施を予定していますので、出場希望の方は、ぜひ以下のSNSのフォローをお願いします。そして、競技者の方も、抹茶が好きという方も、今から2020年5月21日(木)の予定を空けておいてください! 来年も本大会を通して、抹茶文化を日本そして世界へ発信していきます。

Instagram: https://www.instagram.com/matchalatteart_japan
Facebook: https://www.facebook.com/MLACJAPAN
Twitter: https://twitter.com/matcha_latteart

<第二回大会協賛企業>
FBCインターナショナル、丸七製茶、HARIO、Branding Coffee、辻喜、ラッキーコーヒーマシン株式会社、タカナシ販売株式会社
※次回大会のご協賛企業を募っております。以下へお問い合わせください。

<主催>
Japan Matcha Latte Art Competition運営事務局
(株式会社抽出舎、茶しごと、CafeSnap)
・お問い合わせ: matchalatteartjapan@gmail.com

 

Photo by 木田容平

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